2005.01.14
「アラジン ブルーフレーム」

東京もやっと寒くなってきた1月。
shibafスタッフの自宅では、石油ストーブが活躍します。
そのストーブがあまりにアンティークなので、ちょっとご紹介します。



スタッフの実家の倉庫でなんと30年近くも眠っていた
石油ストーブ、それがこのアラジン ブルーフレーム。
購入したのが1960年代!誇らしく「made in England」の文字。
子どもが生まれて、危ないからと使わなくなってしまったそうです。
当時としては高い買い物をした、という気持ちが強く、
大切に保管してありました。



パンフレットがまたかわいいのです。
昔の印刷の質感と、時代の空気が伝わってきて、うれしくなります。
このスタンダードの他にもいろんなタイプの商品があったようです。
どれもこれも、今あったら欲しいぐらい、いいデザインです。
調べてみると、このブルーフレーム、今も生産されていて
(生産がイギリスから日本に変わっていますが)
最近ではショップやカフェでもよく見かけます。
しかも古い部品などもまだ販売されているので、使ってみることにしました。



作りはいたって簡単。灯油を入れて、芯にマッチで火をつけるだけ。
ブルーフレームの特徴である青い炎がキレイ。
まだまだ現役!ちゃんと使えます。
ゆらゆらした炎を見ながら暖まるのが、気に入りました。



そしてストーブの上には、やっぱりやかんです。
しゅーしゅーとお湯が沸いて、その蒸気で部屋の乾燥が気にならなくなりました。
そのお湯でお茶を入れたり、コーヒーをいれたり。
パチパチとやかんの底から音がするのも、悪くないかんじです。



考えてみるとこうやって自分で買ったものが30年か40年かして、アンティークになる。
そういう物が今の日本には少ない気がします。
このブルーフレームもこれからさらにアンティークになっていくように、
毎年、大切に使ってみようと思っています。