2008.06.13 
「cob.のロンジー布」


shibafをはじめてから、いろんな国のファブリックと出会いました。
もちろん自分でその国まで買い付けに出かけたり、
東京でその国の生地と出会ったり。
その中でも友人や知り合いから紹介してもらったりすることも多く
そんな生地にはとても縁を感じます。

ミャンマーのロンジー布にもそんな縁があって出会いました。
ある日、大きなバッグにたくさんの美しい生地を詰めて友人がshibafに来てくれました。
ミャンマーに何度か旅するうちにハンドメイドで作られたたくさんの
クラフトに魅せられて東京に持ち帰ってきたと言うのです。

ロンジー布はミャンマーの人がスカートのようにして履いているファブリック。
首都ヤンゴンのあたりでは少なくなりましたが、奥地に行くと色とりどりの
ロンジーを履きこなしている人たちに出会えるそうです。

色とりどりのロンジー布はほとんどが1点もの。
美しい発色と、手で施された刺繍の柄、色、バランス。
すっかり気に入ってしまいshibafでたくさんのロンジー布を扱うことになりました。
エスニックなんだけど、なぜかモダンでちょっとPOPな刺繍。
バッグにすると他の生地とはひと味ちがう雰囲気に仕上がります。
ordermadeでも何度も登場していて人気です。
今月のordermade にもお花の刺繍が施されたロンジー布が
ピンクとグリーンの2色で登場します。



また、shibafの「kago bag」の製作のときに
ミャンマーのカゴ職人の手配をしてくれたのも彼女でした。
他にはないスクエアなカゴバッグを作りたい。
私たちのワガママに徹底的におつきあいいただいたのです。

そんな彼女が念願の web site を立ち上げました。
「cob.」というかわいい名前がついています。


http://www.cob-co.com/

ラタンのバッグやロンジー布などをネットショッピングできます。
最近はミャンマーだけでなくベトナムへもでかけているそうです。

モノを買う側から作る側へ。
私たちもそうだったように、彼女もそうやって今モノ作りに励んでいます。
彼女が手がけるモノたち。これからもたのしみです。